本日のお題は『ログ情報の表示』です。
先日紹介したHello World!の記事にて、画面左下にメッセージを表示する方法を記載しましたが、少々見づらいと感じたと思います。
というわけで、今回はもう少し見やすい画面を紹介します。
(今回はプログラムを打つ必要はありません。)
1. 環境
今回はFreeCADのAPIを使って、平行判定をしてみたいと思います。
- FreeCAD 0.18
2. メッセージ表示欄は表示できる文字数が少ない
Hello World表示の記事で使用したメッセージ表示欄は、表示できる文字数の長さが決まっているようで、長い警告が表示された際、後ろ側のメッセージが見切れてしまうことがあります。
エラーや警告が発生した理由は大抵の場合、メッセージ後方部分に記載されてしまうため、見切れてしまうと原因を特定することができません。
そこで使いやすいのが『レポートビュー表示』です。
3. レポートビューの表示方法
メニューの[表示 - パネル - レポートビュー]を実行しましょう。
実行すると、画面右下にレポートビュー画面が表示されます。
先ほど見えなかったエラーが最後まで見えるようになっていますね。
4. レポートビューの見方
レポートビューはプログラムの実行結果などのログが最下部から追加されていきます。
レポートビューには『エラー』、『警告』、『通常のログ』の3種類のログが表示されるようで、それぞれ『エラーは赤』、『警告は黄色』、『通常のログは黒色』で色分けされています。
5. まとめ
- プログラムの実行結果を見る際は、レポートビュー表示がオススメ
- レポートビュー内の文字列は3種類の結果で色分けされている
6. 最後に
とりあえずこれで簡易的なプログラムを作成する準備ができましたね。
興味を持たれた方は、早速適当なプログラムを作ってみてはいかがでしょうか。
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